そんなわけで当初は「rubyで動く吉里吉里を作ろう」くらいのノリで始めた趣味プログラミングだったのですが、すぐに自分の目論見の甘さに気づきます。
話は前後しますが(特に構成を決めずに書いているので)、まず現在土屋が作っている司エンジンの文字列表示動作デモをご覧下さい。720pでアップしているので、画質を上げた方が挙動がよく分かると思います。
2フレごとに1文字ずつフェードインしながら表示しています。スペースキーが押されると次の文字列の表示が始まり、1つ前の文字列はハーフフェードアウトします。文字列が表示されている最中はスキップ入力を受け付けています。
シンプルな挙動ではありますが、ピュアな吉里吉里でこのような文字列表示をさせる場合、tjsを駆使するかネイティブコードを弄らなければならず、非常に面倒だと思います(違ってたらごめんなさい)。ちなみに、「魔法使いの夜」ではハーフフェードアウトはしていますが、フェードインしながらの表示はしていなかったと思います。
また、この「フェードイン&ハーフフェードアウト」という処理は決め打ちではなく、スクリプトで記述しています。上記の例でそのスクリプトを削除すると、単に2フレ置きに文字が表示されていきます。このメカニズムは文字レンダラと呼んでいて、ユーザーは自分が必要としてい文字列出力表現を作り込む事ができます(多分)。
たったこれだけの機能を実装するのに恐ろしく時間がかかっており、如何に吉里吉里が長い期間作り込まれたエンジンなのかを思い知らされました。同時に、自分がADVというアーキテクチャをなんら理解していないことも知りました(続く)
0514
- 「四月は君の嘘」の最終巻を購入&読了。実はアニメもラストの部分だけ見ないで単行本の発売を待っていました。感無量。
- アイマス10thライブの当落発表。なんとか無事当選。
- 作業1:作業効率化を図る方法の検討。サブタイトルをどうするかについて検討。
- 作業2:請求書を一件提出し忘れていることの指摘を先方から頂く。やばいやばい。